市場に売られる既存株主の株の数です。
超簡単な説明
新規公開株式(IPO)または既存株式の追加公開で、既存の株主が市場に売り出す株式の総数です。
由来
売出株数は、IPOや追加公開において、既存の株主が自分の持っている株を市場に売り出す際の株式数を示します。これは企業の資金調達や株主の資産流動化の手段として用いられます。
具体的な説明
売出株数には、企業の創業者、経営者、早期投資家などが持つ株式が含まれます。これらの株主が市場に株式を売り出すことで、自己の持ち株を現金化し、同時に市場の流動性を高めます。
売出株数は、企業が新たな資金を調達するためではなく、既存株主が自身の持ち株を売却するための株式数を指します。これにより、市場には新しい株式が供給されますが、企業の資本金は増加しません。
例文
「この企業の追加公開で、売出株数は500万株です」
よくある質問
Q: 売出株数が多いとどうなりますか?
A: 売出株数が多いと、市場に多くの株式が供給されるため、株価に下向きの圧力がかかる可能性があります。また、市場の流動性が高まることもあります。
Q: 売出株数と公募株数の違いは何ですか?
A: 公募株数は、企業が新たに発行する株式の数を指し、企業の資金調達に関連します。一方、売出株数は既存株主が売り出す株式の数で、企業の資金調達とは直接関係ありません。
Q: 売出株数が変更されることはありますか?
A: はい、市場の状況や株主の意向によって、売出株数は変更されることがあります。特に市場の需要に応じて調整されることが一般的です。
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