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建玉(タテギョク)

投資用語
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決済されていない取引の量

超簡単な説明

建玉とは、信用取引、先物取引、オプション取引、FXなどで、取引が成立した後でも反対売買されていない未決済のポジションのことです。

由来

建玉は「建てる」(取引を行う)と「玉」(取引の単位、例えば株や通貨)の言葉から成り立っており、取引が成立しているがまだ完全には終わっていない状態を指します。

具体的な説明

例えば、FXでドル/円を買う取引を行った場合、その取引が完全に決済されるまでの間、投資家は「ドル/円の買い建玉」を持っていることになります。建玉は、そのポジションが反対売買によって決済されるまで存在し続けます。

建玉は、リスク管理や損益計算の際に重要です。例えば、株式市場で株を買ったがまだ売っていない場合、その株の量が建玉となります。これにより、投資家は自身のポジションを把握し、適切な取引戦略を立てることができます。

例文

「A社の株を100株買いましたが、まだ売っていないので、現在100株の買い建玉を持っています。」

よくある質問

Q: 建玉ってなぜ大切なの?

A: 建玉は、投資家がどれくらいのポジションを持っているかを示します。これにより、リスクの管理や利益の計算ができるから大切なんです。

Q: 建玉はいつなくなるの?

A: 建玉は、取引が完全に決済されることでなくなります。つまり、買った株や通貨を売ったり、売ったものを買い戻したりすることで、建玉は消えます。

Q: 建玉って物理的に何か持ってるわけ?

A: いいえ、建玉は物理的なものを持っているわけではありません。それは取引上のポジションを指し、実際にはその取引が終わるまで何も持っていないことになります。

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