権利確定日と権利付き最終日(けんりかくていび・けんりつきさいしゅうび)

権利確定日の意味(投資一般人の壁) 投資用語

権利確定日とは、配当や株主優待などを受け取れる株主を、会社が確定する日のことです。権利を得るには、権利確定日の2営業日前にあたる「権利付き最終日」までに株を買い、その日の取引終了まで持っている必要があります。この記事では、日付の数え方と、前後の株価の動きを説明します。

超簡単な説明

権利確定日は「この日に株主名簿に載っている人が、配当や優待をもらえる」という日です。株を買ってから名簿に載るまで2営業日かかるので、実際には2営業日前の権利付き最終日までに買う必要があります。

権利確定日の図解:配当や優待を受け取れる株主が決まる日(投資一般人の壁)
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この用語が投資にどう影響するか

出会う場面 配当や株主優待の案内、証券会社の「権利確定日カレンダー」などで目にします。3月決算の会社が多いため、3月末(期末配当)と9月末(中間配当)の前後によく話題になります。

株価への効き方 権利付き最終日の翌営業日は「権利落ち日」と呼ばれ、この日以降に買っても今回の権利は得られません。そのため、権利落ち日には、配当などの権利の分だけ株価が下がりやすくなります。権利付き最終日の前に権利を目当てにした買いが入り、権利落ち日に売られる動きが出ることもあります。

判断での使い方と注意点

  • 日付は営業日で数えます。土日・祝日や年末年始の休業日は数えません。
  • 権利付き最終日に買い、翌日の権利落ち日に売っても、今回の権利は得られます。ただし、株価が配当以上に下がることもあります。
  • 株主優待は、会社によって「1年以上の継続保有」などの条件があります。権利確定日に持っているだけでは足りない場合があります。
  • 正確な日付は、利用している証券会社の案内や会社の発表で確かめましょう。

日付の数え方

株の売買は、取引した日から数えて3営業日目に受け渡し(決済)されます。これを「T+2」といいます。株主名簿に載るのは受け渡しが終わってからなので、権利確定日に間に合うのは2営業日前の買いまでです。

曜日呼び方この日に買うと
火曜日権利付き最終日権利を得られる
水曜日権利落ち日今回の権利は得られない
木曜日権利確定日今回の権利は得られない
権利確定日が木曜日の場合(祝日がない週の例)

受け渡しの期間は、2019年7月16日の取引分から、それまでの「3営業日後」から「2営業日後」に短くなりました。そのため、古い記事や本には「権利確定日の3営業日前までに買う」と書かれていることがあります。

由来

「権利(配当や優待を受ける権利)が確定する日」という意味です。英語では「Record Date」といい、株主名簿に記録(record)される日を指します。会社法などでは「基準日」と呼ばれます。

例文

「権利付き最終日に買ったので、翌日の権利落ち日に売っても今回の配当はもらえる。」

よくある質問

Q: 権利確定日に買っても配当はもらえる?

A: もらえません。受け渡しが間に合わないので、今回の権利は得られません。

Q: 権利付き最終日の何時までに買えばいいの?

A: その日の取引所の取引時間内に売買が成立(約定)していれば間に合います。

Q: 配当はいつ振り込まれるの?

A: 会社によって違います。期末配当は、株主総会のあとに支払われることが多いです。

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参考資料

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本記事は投資歴5年の個人投資家が、情報提供を目的として書いたものです。特定の金融商品や銘柄の売買を勧めるものではありません。投資の最終判断はご自身でお願いします。内容は執筆時点の情報で、正確さを保証するものではありません。詳しくは免責事項・プライバシーポリシーをご覧ください。
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